発行者:鈴木哲
初版:2013年4月
約10年前の本ですが、
2030年 世界はこう変わる
を読んでみました。
米国国家情報会議という、アメリカの国家情報機関でCIAや国防省からの情報を分析し15年から20年のスパンで国家の戦略的な予測と評価がされているそうです。
アメリカの情報機関が10年前に予測した未来は果たしてどんなものだったのでしょうか?
メガトレンドでは、人口増や移民の事を予測していて不可避な構造変化について書かれていました。
各国の人口増減によるインドの成長、日本やドイツの衰退は見事に的中してました。
インド株式の投資ファンドを見てみたら2020年ごろから急成長してました。
この本を読んでインド株式を買ったら7年はほぼ横ばいなので、それまでは辛抱しておかないといけなかったようです。
予測が当たってても、必ずしもすぐに大儲けできるとは限らないようで、投資は長期スパンでみるほうがいいのでしょうね。
ゲームチェンジャーでは、さすがにロシアがウクライナに侵攻したことや、コロナ禍を予測することはできてはなかったのですが、それでも紛争や伝染病のことは予測してありました。
台湾の事や中東情勢にも触れられていてほぼほぼ当たっていました。
10年も前に予測したことが大まかに的中してたので、さすがアメリカの情報機関だなっと思った反面、私は10年前何してたのだろと思いました・・・
もっと本を読む習慣を若いころからできてたら生活スタイルの選択肢もあっただろうなとちょっと自分に残念に思えました。
この本の続編が出たら次は新刊で読んでみたい!