誰も教えてくれないお金と経済のしくみ

著:森永康平

初版:2021年5月

 

お金と経済の関係を学んでみようと、

誰も教えてくれないお金と経済のしくみ

を読んでみました。

 

お金の解説や経済の話を設問をはさみながらわかりやすく解説されてました。

終盤のほうで、デフレは良くないことだと解説されてました。

私が社会人になったころは、バブルもはじけてすでにデフレは始まっていたと思います。

社会人になりたての頃は、投資にも経済にも興味がなかったのでインフレだったのかデフレだったのかの認識もありませんでした。

なので、本を読んでてデフレは経済に良くない!といわれてもおバカさんな私の頭には?が浮かんでしまいました。

本を読んでて、なるほどなーと理解できました。

ではなぜ、日本は30年近くデフレから脱却できたなかったのかな?

という疑問が沸いてきました。

本を読み進めると最後の設問がまさにコレでした。

みんさんは、なぜ日本は長期にわたりデフレが続いたと思います?

 

東日本大震災やコロナは防ぎようのない災害だったとおもいます。

 

安倍政権ではアベノミクスに、小泉政権では痛みを伴う構造改革なんかの政策もありました。

日銀の異次元緩和もありました。

少子化対策やこども未来戦略なんかもあります。

 

いろいろ試行錯誤しても、経済をコントロールするのは難しい事なんだと思います。

なので、答えはないのかもしれません。

しいて言えば、国民が政治や経済に興味を持つことなのかもしれません。

選挙に行ったり、投資をしたり、株主総会に出席してみたりすれば、すぐには変らないかもしれませんが、ひょっとしたら今よりも素敵な日本になるのかもしれないなって思いました。